テストで思うような点が取れなかった時,大切なのは,
すぐに「もっと勉強しなさい」と言うことではありません。
まず見るべきなのは,
何ができなかったのかではなく,
なぜできなかったのかです。
覚えていなかったのか。
問題文の意味が取れなかったのか。
途中式でミスをしたのか。
時間が足りなかったのか。
そもそも,勉強の順番が合っていなかったのか。
ここを見ないまま,
ただワークをもう一回やり直しても,
同じ失敗をくり返してしまうことがあります。
もちろん,
「同じ問題はもう出ないから,直しても意味がない」
と決めつける必要はありません。
同じ問題や,よく似た問題が出ることもあります。
また,まったく同じ問題でなくても,考え方や途中式の作り方が同じ問題は何度も出ます。
だから,間違えた問題を見直すことには意味があります。
大切なのは,答えを覚えることではなく,
「なぜ間違えたのか」
「次に似た問題が出た時,どこを見ればよいのか」
を確認することです。
特に大切なのは,
「できなかった問題」を責めるのではなく,
「次にどうすればできるようになるか」を一緒に考えることです。
テストは,点数を見て終わりではありません。
どこでつまずいているのかを教えてくれる,大事な材料です。
失敗したテストほど,
次に伸びるヒントがたくさん入っています。
だからこそ,
まずは答案を落ち着いて見直すこと。
間違えた理由を分けること。
そして,次の勉強の順番を決めること。
この3つが大切です。
テストで失敗した時こそ,
「自分はダメだ」と思う必要はありません。
むしろ,
次に伸びるための地図を手に入れた,
と考えてほしいと思います。
実は,テスト後の見直し方や,訂正ノートの作り方については,
過去のコラムで書いています。
よろしければ,そちらもご覧ください。
■ テスト結果の見方について
第5回:テスト結果の「開封の儀」,数字の奥の努力を探す
■ 訂正ノートの基本について
第11回:その「訂正ノート」,効果ありますか|“写して終わり”にしない復習法
■ 訂正ノートに入れる問題の選び方について
第12回:訂正ノートは全部直さなくていい|点数につながる問題の選び方
■ 平均点以上のお子さんが,訂正ノートを応用力につなげる方法について
第13回:できる子の訂正ノートはここが違う|別解と自作問題で応用力を伸ばす


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