スーパーでの買い物の仕方は違いだらけ

観光や出張

21 時までやっていることが多いです。

プライスカードの位置が商品棚の上だったり下だったりマチマチなので見間違えます。
指差し呼称が必要かもしれません。
しかもプライスカードの商品名はギリシャ語なので読めませんし。
JANコードの下 3 桁を見て確認したりもします。

日本とはまったく違う野菜の買い方

野菜は山積みから自分の好みの物を選び吊り下がっているビニール袋に種類ごとに入れていきます。

何種類もの野菜を 1 つのビニール袋に入れてはいけません

野菜コーナーに店員がいるスーパーでは,その人に袋を渡して
それぞれの袋ごとに POS シールを貼ってもらいます。動画をご覧ください。
それをしないままレジに行っても「値段が分からない」と言って突き返されます。

野菜コーナーに店員がいないタイプの店(例えば後述する Lidl)にもハカリは置いてあります。
でもそれは値段を貼るためではなく単にグラム数から目安の値段を知るために使うだけです。
結構便利です。

野菜コーナーのビニール袋が使い放題なのは気が引けます。
しかも 1 種類ずつビニール袋を使うのには。

トマトやブドウなど同じ種類でもプライスカードで価格が違うもの
高い方の価格で POPシールが貼られることが多いと思います。
シールを貼る人またはレジのスタッフがその価格の違いを見分けられるのかなと疑っていると
予想通り分かっていません。

しっかり自己主張が必要です。分かっていて高い方のシールを貼ってるなら罪ですよね。


プライスカードは商品によって 2 通りの表示があります。
1 個当たりの値段のもの,1 キログラム当たり値段のものです。

2 つの写真の違いが分かるでしょうか。同じニンニクですが実はプライスが違うんです。
プライスの右上の部分に Kg / pc の表示があります。
下の最初の写真は Kg が消されているので,1 個当たりの値段です。1 個当たり 0.85 ユーロです。
その下の写真は pc が消されているので,1 キログラム当たりの値段です。1 kg当たり 6.75 ユーロです。

1個当たりの値段

1kg 当たりの値段

ニンニクそんなふうに買ったことない。
その通りです。
1 キログラム当たりの値段を書かれても・・・。
レジに行って初めて「高いなあ」と思ったら,その場で要らないと言って OK です。
日本みたいに「悪いなあ」と思わなくて大丈夫です。

ショウガは結構大きいのしかなく,しかも高いです。
付近に果物ナイフが引っ掛けてあると思います。
それを使って,自分の欲しい分だけをカットしてかまいません。
それを袋に入れます。
残ったのは陳列棚に戻して。

くせ者の special offer

「1+1 €2.99」とは「1 つ買ったらもう一つおまけ」のことです。つまり「2 つで 2.99 ユーロ」という意味で,実質半額ということですね。
「2+1 €2.99」とは「2 つ買ったらもう一つおまけ」のことです。つまり「3 つで 5.98 ユーロ」という意味で,実質 33 %引きですね。

では「1+2 €2.99」は?

「1 つ買ったらもう二つおまけ」のことです。つまり「3 つで 2.99 ユーロ」という意味で,実質 66 %引きですね。本当にそういうことがありました。

インスタントラーメンで。
ただし,5 種類あっても指定されたフレーバーだけしか値引きは適用されませんでしたけれど。
また日本人の口に合うとは言えない味でした。しかし,夜食にちょこっと食べる分には良いかと。

別の日に何と「1+3 €2.99」さえありました。もちろん「4 つで 2.99 ユーロ」という意味で,実質 75 %引きでした。
レジのおばちゃんも「特別安いよね」と言っていました。その時の写真がこれです。

また写真は載せていませんが,商品に「€-1」とシールが貼ってあったり,印刷されていることがあります。
でもレジでの値段はプライスカードのままです。
あくまでも「すでに 1 ユーロ引きされていますよ」という意味です。
プライスカードに小さく「€-1 引き済」のような文言があるはずです。

レジで

レジはベルトコンベアになっています。
お客が自分で商品を乗せていき
レジ係はそれをスキャンして右に置いていきます。
この時,置くというよりもバンバン投げる勢いです。
しかもレジ係はイスに座っています。日本では考えられない光景です。
でも普通なので怒らないように。
お客は自分でエコバッグに入れていきます。最後に支払いです。
レジ袋は有料です。レジ付近にあるビニール袋を台に乗せて,他の商品と一緒に支払います。

長期滞在なさるのであれば,それぞれのスーパーのアプリをダウンロードして会員になるといいですね。お得な情報やクーポンがあります。
ただし残念ながら私は,スマホが日本のものだったので google play に拒否されてダウンロードできませんでした。
しかし,2 か月近くたったある日突然ダウンロードできるようになっていました。いまだに理由は分かりませんが。

どのスーパーでもプライスカードとレジでの金額が違うことが頻繁にあります。

アプリ登録者だけの会員価格だったりすることが原因の一つです。
プライスカードに FAMILY 価格みたいな表示があるかもしれません。
レジに来て初めて気付いたら,やはり「要らない」と言えば OK です。

この写真では,プライスカードの右上に Lidl Plus と書かれています。
つまりそのスーパーのアプリ会員専用の値段です。

レジを通った時の金額が見にくいことやどんどんスキャンしていくので追いつかないことも理由です。

いずれにしても支払いが終わってからでもいいので,店を出る前にレシートをチェックしましょう。
違っていたらすぐに言うことが大切です。返金は現金です。

以下にいくつかのスーパーを挙げます。

Lidl(リドゥル)
◎業務スーパーのキプロス版でしょうかね。
プライベートブランドの商品が結構あります。
安くておいしいです。商品に Lidlマークがついています。

◎関東のスーパーでは手押しカートがチェーンで繋がれていることがあります。外すには100 円を差し込みますよね。
Lidl も同じです。50 セント,1 ユーロ,2 ユーロのいずれかのコインを入れます。
実はプラスチック製のダミーのコイン(トークン)を一つもらえば毎回コインを財布から出す必要はありません。
店員にトークンありますかと尋ねてみてください。
アジア人に対する偏見なのか「ない」と即答されることもありますけれど。

alfamega(アルファメガ)
2 階建てのスーパーでは,人間用のエスカレーターに並行してカート用のエスカレーターもあったりします。
2 階に上がる時はそばにいる店員にカートを渡します。
同じ速度で移動しているので2 階に着いたら2 階にいる店員からカートを受け取ります。
1 階に降りる時はその逆です。
よくできているシステム?だと思います。

Papantoniou(パパントニウ) 
Papantoniou Supermarket Ipsonas (Υπεραγορά Παπαντωνίου Ύψωνας)店はとてもきれいで買い物もしやすいです。隣にLidlがあります。
他は小さい店舗が多い気がします。
アメックスカードは使えません。

sklavenitis(スクラベニティス) 
大きい店は買い物がしやすいです。しかし,全体的に価格が高めかな。

JUMBO(ジャンボ) 
安物が安くて人気です。ただ,値段相当だと思うので,飛びついて買うのはやめましょう。
ワンシーズンで捨てるようなものや,子ども用品のように短期間しか使わないものだけを買う,と割り切った方がいいです。
良いもので安いものはあまりないように思えます。
日本にも似たような大きい店がありますよね。

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